痛みやコリについて

【痛みやコリ、他不快症状が発生する原因】

・血行障害、虚血状態による筋肉内の酸素欠乏、疲労物質、老廃物の蓄積(筋肉、筋膜の負担からくる痛みやコリも、その部分は虚血状態である)→疼痛物質発生→末梢神経が感知→脳が痛み、不快症状として感知

・器質的あるいは機能低下による神経の直接圧迫

・組織の炎症による疼痛物質の発生

・自律神経の乱れ、強度なストレスからの回避現象(大部分が交感神経過剰優位)など、負担のかかる生活習慣(肉体的精神的ストレス、疲労の蓄積、食生活、バランスを崩す癖、過度の運動など)を根本原因として作られた機能低下 

【痛みやコリを解消させるには】

身体の機能低下を解消し上記の原因を取り除く。

  1. 血液、リンパ、脳脊髄液など全身の体液の滞りを解消します
  2. 全身の歪みを取り左右対称性に機能できる状態に整えます
  3. 重心を体の中心に調整します
  4. 自律神経機能の安定、正常化、体が最も正常に機能する状態に整う
  5. 酸素欠乏状態が解消、疲労物質、疼痛物質も処理される
  6. 負担がかかりくい状態、治癒力が活性化する状態のため整体施術対象となるあらゆる症状は必然的に改善します
    ※治すのは本人の自己治癒力です。
  7. 血液、リンパ、脳脊髄液など全身の体液循環が良くなるとどうなるの?
    虚血状態が解消され全身の筋肉が緩む→コリ、痛みなどの解消
    筋肉が緩む→筋肉の異常緊張による骨格の歪み解消→神経圧迫の解消
  8. 全身の歪みを取り左右対称性に機能できる状態に整うとどうなるの?
    体を機能的に使える状態→負担のかかる部分がなくなる→コリ、痛みなどあらゆる症状の解消、運動競技能力向上
  9. 重心が体の中心に調整できるとどうなるの?
    体の軸が安定し体を機能的に使える→負担のかかる部分がなくなる→コリ、痛みなどあらゆる症状の解消、運動競技能力向上
  10. 自律神経が正常に機能するとどうなるの?
    免疫、自然治癒力が高まる。体温上昇、血流改善→体のあらゆる機能が回復、活性化→病気が治りやすい、病気になりにくい→あらゆる症状の解消

自律神経について

【自律神経について】

・自律神経の働きは交感神経と副交感神経という二つの神経系からなり、脳がコントロールする不随意な神経である。
・自律神経の乱れが様々な病気の原因になっていること、自律神経の働きが免疫力、自然治癒力に大きく影響していることは医学的にも証明されている事実である。
・交感神経が優位になると免疫力、自然治癒力が低下する。
・副交感神経が優位になると免疫力、自然治癒力が向上する。
・ストレス社会に生きる現代人は圧倒的に交感神経過剰優位である人が多い。
→病気になりやすい状態であり回復もしにくい状態。
・副交感神経優位になると病気は治りやすくなる。

【慢性疲労を訴える患者さんの自律神経の状態】

単に交感神経と副交感神経のバランスが崩れているだけでなく、交感神経レベルと副交感神経レベルがともに低下した状態と言えます。自律神経システムが健康な状態とは、交感神経と副交感神経(約80%が迷走神経)の両方が適度に緊張しており、ゆったりとしているけれども適度な緊張感と集中力があります。

交感神経レベルが高くて副交感神経レベルが低い状態の典型が「闘争」と「逃走」です。喧嘩しているとき、火事や突然の自然災害などで急いで危険な状態から逃げ出しているときなど、瞬発力と集中力が高まった状態ですが、同時にストレスが大きい状態です。

交感神経レベルが低くて副交感神経レベルが高い状態は、まったりとリラックスした状態ですが、意欲や活力は乏しい状態です。

「慢性疲労」は交感神経レベルも、副交感神経レベルも低下した不安定な状態です。動悸、イライラ感、不眠、不安などの症状は副交感神経レベルが極度に低下しているために交感神経系が相対的に優位になることで生じます。


【交感神経優位】
・体温低下→冷え→万病のもと!あらゆる病気、不調の原因
・体温は1度違うと基礎代謝が14%も変わってしまう→低体温は太りやすく痩せにくい!
・体内酵素の働きも低下する
・睡眠の質も低下する→不眠、寝ても疲れが取れない
・組織の老化が進む→シミ、しわ、動脈硬化など
・ホルモンバランスの崩れ→様々な病気の原因(生活習慣病も含む)
・内臓機能の働きが低下する→慢性的な内臓不調
・筋肉が緊張状態となり固まる→コリや痛み
・血管収縮し血行障害、虚血状態を作る→コリ、痛み、しびれ、他様々な病気の原因
・睡眠時(副交感神経優位状態)が最も体を回復させるが交感神経過剰優位状態だと睡眠の質も悪く寝ても回復しにくい

【体液循環について】
体重の約 65%~70%が水分である人間は血液、リンパ、脳脊髄液など、全身の体液循環が滞ると体の各機能が正常に働かなくなりあらゆる不調の原因となり、運動能力も低下します。
筋肉内の体液の流れが悪いと筋肉は硬い状態になり、固まった筋肉の体液循環が改善すると筋肉はやわらかくなる(コリが無くなる)。

☆めまい・頭痛・自律神経失調症などは自律神経系の働きが整うまでの期間も必要になってきます。 その期間は生活習慣によって変わりますが、最低でも3ヶ月長ければ半年という期間がかかると 思ってください。 あくまで一時的な症状緩和ではなく根本的な改善を目指した時の期間になります。