不妊症でこのようなお悩みの方
- 不妊症でお悩みの方
- 体外受精や人工授精で妊娠率を上げたい方
- 卵巣、子宮機能が低下していると言われた方
- 基礎体温が乱れている方
- 婦人科疾患による不妊症の方
鍼灸治療開始後、妊娠する時期
全日本鍼灸学会にて、
『鍼灸治療開始後、週2回の治療で6ヶ月を境に
妊娠率は向上し、その後妊娠する方は増えていく』
と発表されています。
当院では、週1回の鍼灸治療を
おすすめさせていただいています。
特に月経周期・基礎体温、子宮や卵巣、ホルモン等
に異常がある場合は
体質改善が必要です。
治療を開始して6カ月後に病院に行くと
卵巣・子宮機能が向上しているケースもよくあり、
年齢を重ねられた方も骨盤内の
血流改善や体質改善をすることで、
身体のコンディションが整えられ
妊娠されている方が多いです。
また、無月経から月経が再来し妊娠したり、
多嚢胞性卵巣の方の月経が正常になり、
自然妊娠に至るケースも多くあります。
もちろん、治療期間は6ヶ月を超えたり、
個人差がありますが、
まさしく体質改善がされた結果です。
また、治療を受けることで腰痛などの改善にもつながるので
マイナスになる面はいっさいございません。
東洋医学では大きく二つの原因にわけています
- 不妊症は腎虚や血虚により栄養物(十分な血)が足りない為、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養されない場合
- 冷えやお瘀けつ血・気滞・痰濁などにより血行が阻害され、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養されない場合
①瘀血(おけつ)
何らかの原因で血が滞っている状態です。つまり溜まった部分で血行が止まってしまうため、その部分の皮膚の色が茶色くなったり、黒くなったりします。また、乾燥もみられます。
②血虚
血の量が少なかったり、蔵血(必要な時に使う血を貯めておく機能)ができなかったりして全身を栄養できない状態です。
③気滞
ストレスから身体の気の流れが滞ってる状態です。血も気に随って滞りやすくなります。身体のいろいろな部分に脹った感じがあります。
④痰濁
身体の水液代謝がうまくいかず、痰(≒油)が血管の中や臓器・皮膚・脳に停滞した状態です。当然血流も悪くなります。
- 全身治療により気血の流れをよくする
- 血を補ったり、血流が隅々まで(子宮・卵巣)行き渡る様に調整する
- 調整により、肩凝り・めまい・不眠などの症状が改善
- 同時に肌のくすみ(美白)や乾燥肌・オイリー肌等の改善
- 不妊治療により全身への巡りが良くなった気・血を特に生殖器(卵巣・子宮)を栄養する様に治療をしていきます
- 治療により、冷え症や生理痛の改善、さらに子宮内膜症、卵巣脳腫、子宮筋腫が小さくなった例も多くあります
あなたはどのタイプ?
❶腎虚タイプ
原因
先天的に腎気が不足していたり(虚弱体質)、性交の過度により、体の中の精血(栄養物)を消耗して腎気が不足してしまうと、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養できなくなり妊娠しにくくなります。
症状
- 腰や膝がだるい
- 耳鳴りがある(小さい音)
- めまい(疲れると悪化)
- 疲れやすい
- 生理不順(早くなったり遅れたり)
- 月経量は少ない
- 顔色がくすんでいる
- 肌が乾燥しやすい
治療
腎気や全身の気を補って、全身が活動的になる様に治療していきます。
全身が活動的になれば、気血も充実して生殖器(子宮・卵巣・脳)も栄養され妊娠しやすくなります。
❷血虚タイプ
原因
体質が虚弱で貧血気味だったり、脾胃が虚弱で栄養を吸収できなかったりすると、生殖器(子宮・卵巣)が栄養できなくなり妊娠しにくくなります。
症状
- 顔色がくすんで黄色い
- 疲れやすい
- めまい(疲れると悪化)
- 目が疲れやすい
- 夕方目が見えにくい
- こむら返りがある
- 筋肉が筋張っている
- 生理は遅れやすい
治療
脾胃の働きを活発にして、血の源となる栄養を吸収できるように治療していきます。また、全身の血を補い(血を生成する能力)栄養・豊富な血を生成します。この血をもって生殖器(子宮・卵巣・脳)を栄養し妊娠しやすくします。
❸冷えタイプ
原因
冷房や薄着で下半身を冷やすと生殖器(子宮・卵巣・脳)も冷え、血行が滞ってしまいます。その為、新しい栄養豊富な血が生殖器(子宮・卵巣・脳)に入れなくなり、栄養状態が悪くなることで妊娠しにくくなります。
症状
- 生理は遅れ気味
- 下腹部が冷えやすい
- 下腹部が痛くなりやすい
- 手足が冷えやすい
- 寒がりである
- 腰や膝がだるい
- 小便の量が多く、透明である
- 下半身がむくみやすい
治療
下腹部や足を温めて、冷えのために滞った血を動かしていきます。また生殖器(子宮・卵巣・脳)と関係の深いツボを直接温めて、身体から冷えを取り除きます。下腹部や足が温まれば、生殖器(子宮・卵巣・脳)も新しい血で温められ栄養されて妊娠しやすくなります。
❹気滞タイプ
原因
ストレスや気力不足などが原因となって気の流れは滞ってしまいます。(気滞)気が滞ると血も気と随って滞ります。気が滞るとすべての臓腑の機能が低下してしまいます。そして子宮や卵巣も機能低下し血行も悪くなるので、妊娠しにくくなります。
症状
- 腹部が脹りやすい
- イライラする
- 頭痛(脹った感じ)
- 肩がパンパンに脹る
- ガスがたまりやすい
- ため息をつきやすい
- 抑うつ感がある
- 咽頭部に物がつっかえた感じがある
治療
ストレスが原因の場合には全身リラックスできる配穴により全身の機能向上を図ります。気・血不足が原因の場合には全身と腎気(妊娠するのに必要な気)を補い、気の流れに勢いをつける事で全身の機能向上を図り、妊娠しやすい状態に治療していきます。
❺痰濁タイプ
原因
飲食の不摂生(油もの・甘味物など)により身体の中に湿(≒油)が滞り、気・血・津液の循環が悪くなっている状態です。
また、脾胃が弱い為に津液(水分)の運行が上手にできず、身体の中に湿が滞るものもあります。
そして、子宮や卵巣への気・血・津液の循環もうまくいかず栄養不足となり妊娠しにくくなります。
症状
- おりものが白く量が多い
- 身体が重くだるい
- 胸が苦しい時がある
- 太りやすい
- めまいがある
- 膀胱炎になった事がある
- むくみやすい
治療
脾胃の動きを調整して気・血・津液の循環を整え、湿(≒油)が溜まりにくい体質に改善します。また、一方で身体に溜まった湿を取り除く治療をして早期に諸症状の緩和を図ります。(尿や便・汗といった形で排泄されます)身体から湿が取り除かれるとさらに気・血・津液の循環は正常となり、子宮・卵巣が栄養され妊娠しやすくなります。
❻瘀血タイプ
瘀血タイプは、腎虚・冷え・気滞・痰濁タイプ等が進行して起こります。元の原因を明らかにして治療を行っていきます。
どのタイプの不妊症でしたか?
当院では、身体の体質を改善して妊娠しやすい状態にしていきます。
是非一度、受けてみることをおすすめいたします。